ヨーロッパの万年筆を購入すると、最初に付属するカートリッジインクは青。万年筆発祥の地のヨーロッパでは、万年筆といえば青インクが主流だ。
もともと万年筆のインクとしてブルーブラックが使われていたことや、原本とコピーを見分けるためとか、カーボンで複写された文字と見分けるためとか、いろいろな説がある。
一方日本国産の万年筆を購入すると、決まって黒インクが付属する。
毛筆文化の墨のなごりというのが主な説とされている。そのため今でも日本製の黒インクは美しいと世界から絶賛されているほどだ。
しかし同じように毛筆文化の長い中国などでは、なぜか万年筆のインクは青が好まれるらしい。
アメリカでは、黒と青が半々くらいの割合だとか。
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今では滅多にそういうことはないが、昔は日本でも公文書は万年筆と決まっており、ボールペンでも可能になったのはずっと後のことだ。今でも黒または青いインクとされているのは万年筆文化のなごり。
だからどうしても万年筆のインク選びになると、青と黒ははずせない。
最近ブルーインクがお気に入りで、いろいろ好みの色を物色中。近々まとめてレビューにしようと思う。
逆に黒インクは、なかなk探すのが難しい。青みがかっているもの、緑がかっているもの、グレーに近いものや赤みがかったものなど、これ!という色を見つけるのが本当に難しい色。
それでもこのブラックインクに関しても、好きな色を見つけたいと思う。
とはいうものの、結局どの色にしても好みの色を探すのは難しいよね。
「外せない自分らしい色」を見つけれたらいいな。
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