ペン先の乾きが命取りの万年筆からキャップを廃し、ノック式を採用して度肝を抜いたパイロットの超人気万年筆「キャップレス」。
その人気は国内だけでなく世界中で愛されている。いわゆるEDC万年筆のトップセラーのひとつだ。
中でも数年前に「限定カラー」として発売されたブラップトリムのメタリックカラーのモデルは、海外では普通のノーマルラインとして発売されている。
しかも。日本で買うよりなぜか安い。
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そもそも海外では万年筆は高級筆記具ではなく、もっとポピュラーでカジュアルな筆記具の選択肢の一つだ。ゴージャスな金縁とテカテカしたボディで高級路線一辺倒の日本とは違い、無造作にポケットに入れておく筆記具のひとつ。価格もデザインもカジュアルなものが多いように思う。
逆に日本では高級万年筆とカジュアルなカクノの真ん中が中々イマイチ人気がないように思う。
先日立ち寄った筆記具などを扱う雑貨店でカヴェコが極端に安売りされていた。
聞くと「売れないから取り扱いをやめるので在庫処分」とのこと。なんとも残念で複雑な気分。
思えばツイスビーにしてもそうだが、海外から日本に入ってくるときに輸入代理店などのマージンが発生して、カジュアルな万年筆でもカジュアルじゃない価格になってしまう。
30ドルに満たないエコが六千円近くになってしまう。全然エコじゃない。
50ドルのダイヤモンド580が一万円。これだけネットが普及した時代に個人輸入しない手はないと思う。現地の値段で購入できるショップは世界中にやまほどあるから。
国内では手に入らないようなモデルを探すのも楽しいよ。日本未発売のブランド、モデル、カラー、インク、国内ブランドの海外限定商品など。探してるだけでも楽しい。
日本でももっと万年筆がカジュアルなものになればいいなぁと思う。
何か面白いこと考えよう。
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