なんでかな。なんでなんやろ。
海外では万年筆はよりカジュアルな筆記具の一つとして認知されている。
一方日本国内では未だに高級筆記具のイメージが根強い。
確かに高級。高いものは高い。
でもこれはメーカーの戦略の在り方も大きく関わっているのではないか。
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日本国内で販売されている万年筆の多くが、やたらめったら高級路線のデザインが多いように思う。
万年筆ユーザーには嬉しいようなものも少なくはないが、これから万年筆を手にする人にとってあまりに敷居の高いものばかり。
カジュアルな万年筆を展開するリスクもあるのかもしれない。
カジュアルなメーカーとしてイメージが定着してしまえば、それまでの高級品が逆に売れなくなってしまうというリスク。
しかしこの冒険をメーカーが恐れてしまっては、マーケット自体が死んでしまう。
アメリカやヨーロッパでだけ売れればそれでいいのか。
アルミボディのパイロットのカジュアルなこのモデルは、「エクスプローラー」という名で販売されている。
カジュアルでいて、カクノのように子どもじみていない大人なスタイル。
まさに「ラミーキラー」として世界で愛されるべきモデル。
どうして日本で発売しないのか。不思議でしょうがない。
「SPECIAL QUALITY JAPAN」
この誇らしい刻印を、ぜひ手にれる機会が増えることを願う。
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