以前書いた「DTM入門-必要な機材一覧」という記事に引き続いて、今回はオススメのオーディオインターフェースをいくつか紹介しよう。様々なメーカー、様々な機種が存在するが、今回は初心者向けに最低限必要で、かつ十分なクオリティのものをピックアップしてみた。
オーディオインターフェースに求められるもの
何よりもオーディオインターフェースに求められるものとして、入力音質が挙げられる。一般に「サンプルレート(kHz/bit)」で表記され、この数値が高いほど音が良いということになっているが、詳しくはまた別の機会に説明するとして、参考までにCDの音質が44.1kHz/16bitなので、これ以上の数値であればほぼ問題のないレベルの音質になる。
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オススメのトップ3!
では早速オススメを紹介していこう。各機いずれも入力2系統のものをチョイスしたので、ギターとボーカルの同時録音をするシンガーソングライターにもオススメできるインターフェースだ。
・Steinberg(スタインバーグ) – UR22mk2
Mac / Windowsに加え、iPadでも使えるオーディオインターフェース。USBから電源が供給できるバスパワーと外部電源の両方に対応している。世界的に有名なDAWソフトのCubase AIがバンドル(付属)しているので、つないですぐに曲作りを始められる上、iPad版Cubaseアプリ、Cubasis LEをインストールしてiPadでの楽曲制作も楽しめる。
・Focusrite(フォーカスライト) – Scarlet 2i2 G2
高性能なマイクプリアンプが搭載されているので、歌録りに最適だ。近年人気が高まってきているDAWソフトのAbleton Live Liteに合わせ、DAWソフトの最高峰ProTools|First Focusrite Creative Packが同梱されているので、こちらもすぐに曲を作り始めることができる。
・PreSonus(プリソーナス) – AudioBox iTwo
こちらもiPadにも対応したモデル。App StoreからCaptureというアプリをダウンロードすれば使える。このモデルもSteinbergのUR22mk2同様USBバスパワーで、ラップトップと合わせてスタジオなどにも簡単に持ち運べる高品位なオーディオインターフェース。プロの間でも利用してる人が多い人気のDAWソフト、Studio One Artistがバンドルされているのが嬉しい。
おわりに
今回はオーディオインターフェースの入門機種3種を紹介した。それぞれにバンドルされている音楽作成ソフトは全て入門モデルとなっているため、フル機能を利用したい場合にはアップグレードか買い換える必要がある。しかし最近の入門モデルも侮れないほど利用制限がかなり少なくなってきているので、十分に楽しめるだろう。
次回はDAWソフトの種類とそれぞれの特徴などを紹介しようと思うので、お楽しみに。
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