スイスアーミーナイフの最高峰、ビクトリノックス。
その中でも圧倒的に人気の高い究極のモデルこそが、ビクトリノックス・コンパクトだ。
デイリーユースに特化したツールだけをコンパクトに凝縮した、究極のマストアイテム。
91mmのスタンダードサイズに徹底的に詰め込まれたツールの数々を見ていこう。
メインブレード。
磨き上げられた美しいブレードのその切れ味は本当に素晴らしい。
ビクトリノックスといえばこれ。
コンビネーションオープナー。
これまでのビクトリノックスでは、缶切りは缶切り、栓抜きは栓抜きと、それぞれ別のツールとして搭載されていた。
このコンパクトで採用されているのは、一つで4つ美味しいコンビネーションオープナー。
缶切りと栓抜きが一体型となっており、さらに先端がマイナスドライバー、根本部分にワイヤーストリッパーが一つのツールになっている。
こらがコンパクトの最大の秘訣のひとつ。
フルサイズシザー。
メインブレードに負けないほどの存在感と機能性を備えた、バネ式のハサミ。
片手で操作できるうえにその切れ味も気持ちいい、最高のハサミに仕上がっている。
ユーティリティフック。
引っ掛ける、引っ張るといった作業に最適なツール。使い方は無限大だ。
さらにこのフック、コンパクトモデルにのみ背面にネイルやすりが搭載されている。
うれしいエチケットアイテム。
コルクスクリュー。
インドア、アウトドア問わずワインのコルク抜きがあるのは嬉しい。
ビクトリノックスのコルクスクリューは、ストレージとしても活用され、ファイヤースターターや精密ドライバーなどが別売りされ、この部分に格納できるようになっている。
このコンパクトにはマイナスの精密ドライバーが標準でついてくるのもありがたい。
その他にもビクトリノックスならではのアイテムが格納されているので見ていこう。
ピンセット。
こいつがなかなか侮れない。かなり便利。
数え上げればキリがないほどいろんなシーンで活躍してくれる優れもの。
トゥースピック。
これだけはいままでもこれからも使うことがないなぞのアイテム。
海外などでも一番人気のないツールとして悪名高い。何か使い道を考えてあげたいな…。
スクリュー部分を開けると隠しツールが!
小さなピンが格納されている。
いざという時にSIMカードを抜き出したり、布などの仮止め、プラスチックの爪楊枝よりは圧倒的に使い道があるピン。
これが一番すごい。
プレッシャライズド(ガス圧式)のボールペンが内蔵されている。
ガスによるインクへの圧により、どの向きでも、たとえば上向でも、悪天候の中でも筆記が可能だ。
かなりの優れもの。
これだけの機能がてんこ盛りで、なおかつコンパクト。その名もズバリ、コンパクト。
これは一家にひとつ、アウトドア派は間違いなく持っておくべきマストアイテムだろう。
今回ご紹介したコンパクトはブラックカラーとなっているが、実際にはレッドのみの販売となっている。
もし他のカラーが良い場合には、ebayなどで別売りのスケールを購入し付け替えることもできる。
→VICTORINOX 91mm Scale on eBay
ブラックの他に、ブルーやグリーンなど豊富なカラーバリエーションがあるので、自分だけのコンパクトを相棒に迎えてはいかがだろうか。