DTM入門-最初に入れるべきソフト音源

最近ではオーディオインターフェースやDAWソフトを買うと、ある程度のソフト音源がバンドルされていることが多い。しかしそれは、本当に「ある程度」。DTMを始めてすぐに物足りなさというか、音源の大切さに気づくことだろう。でも、どうやって調べよう。何を買えばいいんだろう。

今回は、「DTM必須ソフト音源」を紹介しよう。とにもかくにもこれさえ入れておけば大丈夫、というものを挙げてみた。




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ソフト音源とは

正式には、ソフトウェア音源。つまり音源の全てがソフトウェア化されていて、コンピュータにインストールして使用するもの。それをコントロールするのが、前にも説明したMIDIキーボードなどのコントローラだ。MIDIキーボードから受けたMIDIデータ(演奏データ)に従って実際に音を鳴らすのが、ソフトウェア音源だ。数え切れないほどのメーカーが存在し、数え切れないほどの音源が存在するが、今回はその中でも特に汎用性の高いマルチ音源をいくつか紹介しよう。

 

Native Instruments – KOMPLETE 11


Native Instruments(ネイティブインストゥルメンツ)KOMPLETE(コンプリート) 11だ。プロでも使っている定番中の定番音源。持っていない人いないんじゃないかな。とにかく必ずと言っていいほど必要になってくる音源だし、必ずと言っていいほど大きな力になってくれる。

なんじゃこりゃ高ぇ、という人にはKOMPLETE 11 SELECTというエントリー版もある。逆にプロフェッショナル意識が高ぇひとには、KOMPLETE 11 ULTIMATEをオススメする。Native Instrumentsがリリースしているほぼ全てがバンドルされたものだ。

 

UVI – PlugSound Pro


これも定番中の定番。しかもかなり安い。そんなに予算はないけど、どうしても何か一つは音源が欲しい!という人は、まずこのPlugSound Proをオススメする。

 

IK Multimedia – SampleTank 3

泣く子も黙るIK MultimediaのSampleTank 3。この製品にもエントリーモデルのSampleTank 3 SEとプロフェッショナル向けのSampleTank MAXがある。

ちなみに2017年2月23日から1週間限定で30〜40%OFFのセールが開催されているので、手に入れるなら今しかない!→IK Multimediaホームページ

 

おわりに

ソフトウェア音源は財産だ。ハードウェアは故障したりグレードの高いものに買い替えることがあるけれど、ソフトウェア音源は一度買ってしまえばずっといつまでも使える。膨大な数の楽器を購入して保管することを考えれば、パソコン一台の中に何千もの音源を入れておけるのだから、こんなにすごいことはないと思う。音楽って楽しい。DTMって楽しい。




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