近年、一眼レフのシェアが縮小し、代わりにミラーレスがどんどんとその存在を広げてきた。一昔前の「一眼レフもどき」のイメージから、「カメラの新しい形」へと昇華して久しい。一眼レフに強いメーカーとそうでないメーカーの業績が完全に逆転してしまった。
そんな中、一眼レフの最強メーカー「キャノン」から、4月上旬に新発売される新機種「EOS M6」が、ミラーレス業界に新たなハイクラスの新風を巻き起こそうとしている。
Ads by Google
Canon EOS M6
キャノンのミドルクラスの一眼レフさえも凌駕するほどのスペックを搭載したこのモデルは、最新の画像処理エンジン「DIGIC 7」が採用され、有効画素数2420万画素のAPS-C COMSセンサーが搭載されている。さらに常用ISOが100〜25600、9コマ/秒の連写機能に加えティルト式タッチセンサー液晶まで搭載されている。まさに至れり尽くせり、キャノンテクノロジーの集大成といえるほどのカメラだ。
さらに「クリエイティブアシスト」と呼ばれる機能があり、これはいわゆる初心者にとってわかりにくいカメラの各種設定、絞りや露出補正、コントラストなどをわかりやすい言葉でアシストしているもので、「ぼかす〜くっきり」「暗く〜明るく」といったように液晶画面上のスライダーをタッチ操作するだけで思い通りの写真を撮れてしまう。
Bluetooth/Wi-Fiも標準装備されており、撮った写真を簡単にスマホに転送したり、またスマホでカメラを遠隔操作して撮影したりなども簡単に行えてしまうのだ。
RAWデータで撮影された写真をカメラ内で現像できるのも嬉しい機能だ。
そしてなんといってもそのデザイン。めちゃくちゃカッコいい。カメラ業界はクラシカルなデザインが流行り、古き良き時代のカメラを模したものが増えすぎてしまった。そんな中でこのモデルは、キャノンらしいスタイリッシュなデザインを貫いている。それでいて流行りを完全否定することなく、ボディカラーもブラックとシルバーの2タイプが用意されている。
前にも話したが、僕は子供の頃からずっとニコンユーザーだ。父の影響だ。ニコンが大好きだし、使い慣れている。買い替えをする予定もない。いや、なかった。このEOS M6が出るまでは。
ちなみにこの画像で搭載されているシルバーカラーのEVF(液晶ファインダー)は、シルバーボディとEVFのキット販売(レンズ、EVFの三点キットも含む)でのみ入手可能で、5,000台の数量限定モデルだ(通常はブラックのみ)。
これはまずい。非常にまずい。めちゃくちゃ欲しい。
ブラックにするか、それとも限定のシルバーEVF狙いでシルバーにするか。
悩みすぎておかしくなりそう。
Ads by Google
[dfads params=’groups=-1&limit=1&orderby=random’]