非常に残念なニュースだ。Nikonが、去年2016年に発表し同年6月に発売を予定していたプレミアムコンパクトデジタルカメラ「DL18-50 f/1.8-2.8」「DL24-85 f/1.8-2.8」「DL24-500 f/2.8-5.6」の発売の中止を、正式に発表した。
予定されていた発売日の直前頃、画像処理用のICに重大な不具合があるとして、再三にわたり発売の延期がアナウンスされてきた。しかし改善の見込みはなく、加えて開発費の増加、市場の減速に伴う販売想定数量の下落等が考えられるとして、収益性重視の観点から発売を中止したとのことだ。
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発表当初、カメラ店にカタログを取りに行ったのを思い出す。コンデジとしては異色の画角を持つシリーズとして、発売を心待ちにしていた。中でも18-50はかなり好奇心をそそられるモデルだっただけに、本当に残念でならない。
今年7月で100周年を迎えるNikonの、苦渋の決断。この決断が今後の発展の良い糧になる事を祈ってやまない。
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