これは実際に起こったことなんだけど、ある日友人に万年筆を見せようと手渡し、友人がキャップを開けたとたんにインクが漏れてボトボトと彼のズボンに落ちた。
めっちゃごめんなさい。
すぐに拭き取ったが、やはり少しの染みは残ったまま。あぁ、どうしよう。
「いや、ええよええよ、帰ってからなんとかするわ」と友人。なんじゃこいつのこの自信。
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その日はそのまま丸一日ドライブして帰宅。次の日彼からメールがきた。
「ほぼわからんくらいまで落ちたで」添付された画像には確かに綺麗に落ちたズボン。
そして丁寧にインクを落とす方法を教えてくれたので、今回ここで共有しようと思う。
用意するもの
- インクの染みがついた衣類
- 洗面器
- 中性洗剤
- 重曹
以上だ。染みのついた衣類は、わざわざ無理矢理用意する必要はない。もし万が一インクがついてしまったときの場合に試して欲しい。
手順
- インクのついた部分に中性洗剤をたらす。
- 洗面器にぬるま湯をはり、重曹を入れてかき混ぜる。
- インクのついた部分を洗面器に浸ける。
- 溶け残った重曹を使って染みの部分をもみ洗いする。
- 5〜10分ほどしたらそのまま洗濯機で洗濯する。
これで見る影も無くなるほど本当に綺麗にインクが落ちる。
水性染料に有効
この実験、いや、事故による結果は水性染料インクでのことなので、次回はぜひ顔料インクや古典インクでも試してみようと、いや、本当に事故だったんだ。ごめんね。
もしインクをこぼしてしまったり衣服についてしまった時にはぜひ慌てずに以上の方法を試してみてほしい。
友人に感謝。本当にごめん。ありがとう。
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