【万年筆】海外で大人気のTWSBIって

四十年以上にわたってヨーロッパの有名メーカーのOEMを行ってきた実績をもとに誕生した台湾の若き万年筆メーカーが、世界中で人気だ。

技術的な信頼はもちろん、その人気の秘密は圧倒的な安さ。

これまで高級万年筆にのみ採用されてきたピストン吸入式のボディで、大容量のインクを入れることができる。それなのに安い。
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うーん、日本国内ではさほど安くは感じないメーカーだが、実は主要市場であるアメリカでは廉価版のECO$30、フラッグシップのダイヤモンド580$50と、めちゃくちゃ安い。しかもオフィシャルオンラインストアで購入しても送料が$3ほど。これはすがに人気が出て当然だ。

ところが日本国内では代理店が入るのでどうしても値が上がる。ECOが¥5,000ほどで、ダイヤモンド580が¥9,000くらい。

両モデルともにワンランク価格が上がってしまうのだ。こうなると、他の選択肢がたくさんでてくる。

ECOはライバルとされるラミーのサファリよりも高くなり、アルスターと同価格になるのだ。ダイヤモンド580にいたっては、国産モデルの金ニブが視野に入る。

実際問題、同じスケルトンならもう少し出せばパイロットカスタムヘリテイジ92が買えてしまう。同じくピストン吸入式で、しかもこちらは14金ニブのモデル。

Pilot Custom Heritage 92

海外では$60で販売されているダイヤモンド580 AL(首軸と軸尻の一部にアルミニウムが使われたモデルで、本体はクリア樹脂製)は、国内では1万円を超える。こうなると完全に高級万年筆のクラスだ。

 

別に代理店のシステムを非難しているわけでも反対しているわけでもない。オフィシャルオンラインストアで個人輸入しても、日本からだと送料が$30くらいかかるので、結果的に国内正規品を買うのとかわらない。安定した流通を実現している代理店の努力も素晴らしいし尊敬する。

実際僕もかなり興味のあるメーカーだし、何本か手に入れたいと思っている。

ただわかってほしいのは、ツイスビーは高い万年筆ではなく、本当はめちゃくちゃ安いデイリーユース向けの万年筆だということ。なので国産品や同価格のモデルと比較したり過度な期待をしないほうが良いということ。

その上で、台湾のものづくりに対する本当に素晴らしい精神が込められた万年筆だということも感じ取ってほしい。

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