【デジカメ】ファインダーを覗く

ファインダーを覗くのが当たり前だったカメラは、液晶ライブビューに変わっていくのか。

光学式ファインダーが搭載された一眼レフでさえ、ティルト式やバリアングルの液晶が当たり前になってきて、ライブビュー撮影を前提としたモデルが増えてきた。

それだったらもうミラーレスでいいやってなってしまう。けど、どうしてもあの液晶ファインダーにはなかなか慣れない。昔のVHSのビデオカメラの液晶ファインダーを思い出して、覗いてると酔ってしまうから。
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それでもいくつかのモデルの液晶ファインダーはよくできていると思う。マニュアルフォーカスもやりやすくて素晴らしい。

Leica Q typ116

 

Fujifilm X100F

 

Olympus Pen-F

 

この3機種のファインダーはよくできているなと感じた。視認性も高くて、ヘタすると高額ファインダーよりも見やすいくらい。

残念ながら見てられないような液晶ファインダーもあるので、ミラーレスを購入するときは気をつけたほうがいい。

 

このままどんどん液晶ファインダーの品質が上がっていけばいいなと思う。バリアングル液晶搭載の一眼レフよりも、そのほうがカメラの新しい形としていいんじゃないかな。まだまだだけど。

どちらにしても、カメラはファインダーがあるべきだと思う。コンパクトは別として、ミラーレスや一眼にはファインダーがないとなぁ。覗かなきゃ切り取れないものもあるし、覗いてないと撮る姿も絵にならないしね。

それにしてもバリアングルの液晶は便利だね。

 

思うこと

前に、子供向けの防水デジカメを販売するあるメーカーにメールを送ったことがある。子供向けのカメラこそファインダーを付けるべきだと。大人になってカメラの選択肢でファインダーの有る無しを好きに選ぶことができるけど、子供にとって、カメラは液晶画面を見ながら撮るものだという文化を植え付けるよりも、ファインダーを覗く行為こそカメラの醍醐味だということを知ってもらうべきだと。

何十年か先にカメラ市場のお客さんになるべき子供たちに、ちゃんとしたカメラ文化を伝えられないメーカーに対して物申したかったわけじゃないけど、スマホが悪いスマホが悪いって言う前にやるべきことがあるんじゃないかと。

文化の継承こそがメーカーのやるべきことなんじゃないかと思う。

写真を撮ることがスマホで事足りる人たちにとっての歩み寄りよりもまず、やるべきことがある。
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