ニコン。キャノン。デジタル一眼レフといえばどうしてたってこの2社が抜きんでて、他の追随を許さないほどのシェアを誇っている。とりわけフルサイズのイメージセンサーを採用したモデルではライバルとなる本格的なデジタル一眼レフ機がなかったのもあるが、圧倒的なシェアだ。
実際僕自身も、乗り換えや買い替えではこの2社しか選択肢はなく、それ以外となるとミラーレスのソニーがあがるくらいだ。
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しかし今日、実際に実機を触る機会があったので言うが、PENTAXのK-1が素晴らしい。
キャノンやニコンのトップ2社に迫る、というのともまた違った感覚というか、全く別次元で素晴らしい仕上がりになっている。直感的に操作できるインターフェイスから実際の美しい写りまで、「三番手」の本気度がこれ以上ないほど溢れ出しているのだ。
バリアングルの特徴的なギミックも面白い。知ってはいたが、あれほどスムーズに自由に動かすことができるとは思っていなかったので、本当に驚いた。
僕はライブビュー撮影はあまり使わないが、あれは久しぶりにワクワクした。使ってみたいと心から思わせてくれるあの感じは、最近ではめったになかった懐かしいほどの感覚だ。
ファインダーの視認性も良い。光学ファインダーにこだわるメーカーだけあると実感した。
中でも特に素晴らしかったのは、HD PENTAX-D FA 15-30mmF2.8ED SDM WRとの組み合わせ。このレンズが本当によくできている。写真を撮ることの楽しさを再認識させてくれるレンズだ。
レンズキットもいいが、ボディ単体にこのレンズをつけっぱなしでも面白いカメラになるだろう。
キャノンやニコンと違って、やはりフルサイズ機としては歴史の浅い機種だけに、レンズの選択肢が少ないのが残念なところだが、そこはこれからのメーカーの努力とサードパーティの拡充に期待したい。
久しぶりにデジタル一眼レフ機で、素敵な出会いがあった。
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